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ブランクがあると就職活動は不利?148名アンケートから分かった答え方のポイント

目次
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うつ病で仕事を離れたあと、就職活動を始めようとすると、「ブランクがあると不利なのでは」「面接でどう説明すればいいのだろう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。


特に、休職や離職の理由が体調に関わる場合は、どこまで話すべきか迷いやすく、面接を思うだけで緊張してしまうこともあるかもしれません。

そこで今回は、うつ病でブランクがある方148名にアンケートを実施しました。

ブランクの長さや、就職活動で不安だったこと、面接で実際に質問されたかどうか、を伺い、ブランクに不安を感じる方へ向けて、面接での伝え方のポイントを分かりやすく解説します。

アンケート概要

アンケート概要

調査内容:「就職活動でのブランク」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年03月02日~2026年03月16日
調査人数:148名(男性74名 女性74名)
年代:20代(23名)・30代(65名)・40代(44名)・50代(12名)・60代以上(4名)

■ 質問事項
  1. 年齢を選択してください。
  2. 性別を選択してください。
  3. ブランクの長さはどれに近いですか?
  4. ブランクがあることで一番不安になったことは?
  5. ブランクについて、面接で質問されましたか
  6. ブランクについて、実際に伝えた言い方を教えてください。

ブランクは「3ヶ月~1年以内」が半数超

ブランクは「3ヶ月~1年以内」が半数超
■ ブランクの長さはどれに近いですか?
  1. 6ヶ月〜1年以内 44票(29.7%)
  2. 3〜6ヶ月以内 38票(25.7%)
  3. 1〜2年以内 23票(15.5%)
  4. 2年以上 22票(14.9%)
  5. 1〜3ヶ月以内 18票(12.2%)
  6. 1ヶ月未満 3票(2.0%)
※小数点第2位以下は四捨五入

アンケートでは、「6ヶ月~1年以内」が29.7%(44票)、「3~6ヶ月以内」が25.7%(38票)で、この2つを合わせると55.4%でした。

つまり、半数を超える人が「3ヶ月~1年以内」のブランクを経験していたことになります。

ブランクで最も多かった不安は「マイナスに見られそう」

ブランクで最も多かった不安は「マイナスに見られそう」
■ ブランクがあることで一番不安になったことは?
  1. マイナスに見られること 64票(43.2%)
  2. 「今は働ける」と言い切れるか 30票(20.3%)
  3. 深掘りされて答えること 20票(13.5%)
  4. どこまで話すべきか 19票(12.8%)
  5. 理由(体調のことなど) 11票(7.4%)
  6. 特に不安はなかった 3票(2.0%)
  7. その他 1票(0.7%)
※小数点第2位以下は四捨五入

アンケートで最も多かったのは、「マイナスに見られそう(印象が悪くなりそう)」という不安で、43.2%(64票)と、4割を超えています。

特に、体調や休職の理由が関わる場合は、どこまで話すべきか迷いやすく、言葉にすること自体が負担になることもあります。

約7割がブランクについて、面接で質問された

約7割がブランクについて、面接で質問された
■ ブランクについて、面接で質問されましたか?
  1. はい 103票(69.6%)
  2. いいえ 45票(30.4%)
※小数点第2位以下は四捨五入

「はい」と答えた方は69.6%(103票)で、約7割がブランクについて面接で質問されたということが分かりました。

一方で、「いいえ」と回答した方は30.4%(45票)でした。そのため、すべての面接で必ず聞かれるわけではないものの、質問される可能性は高いと考えておいた方がよさそうです。

実際にどのようにブランクを説明したか聞いてみました!

実際にどのようにブランクを説明したか聞いてみました!
前職退職後、体調を崩してしまい、一定期間お休みをいただいていました。医師の指導のもと療養に専念し、現在は日常生活や業務に支障がない状態まで回復しています。この期間に自分の働き方や体調管理について見直すことができ、無理をしないペース配分やストレス対処法も身につけました。今は安定しており、長く働きたいと考えています。
前職で自分の対応できる業務能力の範疇を超えてしまい、結果として体調を崩してしまいました。現在は療養を終え、自分が無理せず対応できる範囲の業務を確実にこなすことを意識しております。
マイナスの印象となることを恐れていましたが、正直に病んでしまった原因、医師の診断、治療して現在の状態、まですべて話しました。
でも、結果的には理解してもらって働ける今があるので、正直に話して良かったです。
メンタルが弱い人だと伝わるとまずいと思ったので、「自分は弱いながらも4年間働き続けた根性はある」と伝えた。病院に行って薬を飲んで我慢してまで働くことはしたくなかったので休職、転職に進みました。
前職で体調を崩し、医師の指導のもと休養していました。現在は治療を継続しながら生活リズムも安定しており、主治医からも「就労は問題ない」と言われています。無理をしない働き方を意識しつつ、長く続けられる環境で力を発揮したいと考えています。
体調を崩し、治療と療養に充てていたため約2年のブランクがあります。当初は早期復帰を焦りましたが、あえてじっくり時間をかけて完治させたことで、現在は再発の懸念なく業務に集中できる安定した状態を取り戻しました。この期間、資格取得のための学習を継続し、働く意欲を持ち続けてきました。
「離職されてからだいぶ経ってますけど…これはなぜ?働くのはもう大丈夫なんですか?答えられる範囲で大丈夫です。」というような質問を受け、「家庭の事や持病の治療のため通院による治療をしていました。家庭の事や体調も落ち着き、お医者さまからも少ない時間からなら大丈夫でしょう。ということで診断をもらっていますので月一の通院をしながらではありますが働きたいと考え応募しております。」と答えました。

寄せられたコメントを見ると、ブランクの説明で多かったのは、ただ休んでいた理由を話すだけではなく、「なぜ休んでいたのか」→「今はどう回復したのか」→「これからどう働きたいか」 までセットで伝えていることが多かったです。

特に多かったのは、正直に体調を崩して療養していたことを伝えたうえで、現在は日常生活や生活リズムが安定していること、医師から就労について問題ないと判断されていることを説明しているケースですした。

また、ブランクを説明する際に、休んでいた期間に得た気づきや工夫を添えている方もいました。

例えば、無理をしない働き方を意識するようになったことや、ストレス対処法を身につけたこと、資格取得の勉強を続けていたことなどです。

こうした内容があると、単に「休んでいた」で終わらず、回復のために必要な時間だったことや、再スタートに向けて準備してきたことが伝わりやすくなります。

このコメントから分かるブランクの伝え方

コメントを元にどのようにブランクに説明すると良いのか、ポイントをまとめました。

1 理由は簡潔に伝える
長く細かく話すより、まずは相手に分かる形で短く伝えることが大切です。
例: 「体調を崩して療養していた」「家庭の事情と通院のため休んでいた」など
2 今は働ける状態であることを伝える
現在の状態を伝えることが、面接では特に重要だと考えられます。
例: 「生活リズムが整っている」「医師から就労可能と言われている」「日常生活に支障がない」など
3 今後の働き方の工夫を伝える
再発防止や安定就労に向けた考えを伝えると、前向きな印象につながりやすいです。
例: 「無理をしないペース配分を意識している」「自分に合う業務範囲を理解した」「長く働ける環境で力を発揮したい」など

ブランクの説明では、過去のつらさを詳しく語ることよりも、「今は働ける状態にあること」をどう伝えるかが大切だと分かります。


ブランクがあると不安になりやすいですが、実際には多くの人が、療養や通院、生活の立て直しを経て、自分なりの言葉で説明しています。

一人で整理するのが難しいと感じる場合は、就労移行支援で相談しながら準備を進めることもできます。

ブランクは珍しいことではなく、面接では「今」を伝えることが大切

ブランクは珍しいことではなく、面接では「今」を伝えることが大切

ブランクがあると、「マイナスに見られるのでは」「今は働けると信じてもらえないのでは」と不安になりやすいものです。

実際に、アンケートでもこうした不安を抱える人が多く、約7割が面接でブランクについて質問されたと答えています。

一方で、ブランクがあること自体がすぐに不利になるとは限りません。

寄せられた回答からは、休んでいた理由を簡潔に伝えたうえで、今は働ける状態であることや、働くために準備してきたことを説明している人が多いことが分かりました。

大切なのは、過去を細かく話しすぎることではなく、「なぜ休んでいたか」「今はどうか」「これからどう働きたいか」を自分の言葉で整理しておくことです。


ブランクがあると不安になりやすいですが、実際には3ヶ月~1年以内のブランクを経験している人が半数を超えており、決して珍しいことではありません。

ブランクがあるかどうか以上に、今は働ける状態であることや、働く意欲を伝えることが大切です。

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