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【発達障害219名にアンケート】仕事の日の睡眠時間は足りてる?実態を調査

目次
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「仕事がある日は、なんとなく寝不足のまま働いている気がする」「本当はもっと眠りたいのに、平日は睡眠時間が足りない」と感じたことはないでしょうか。

睡眠不足が続くと、日中の眠気やぼんやり感、集中力の低下につながり、仕事にも影響が出やすくなります。

そこで今回は、発達障害の方219名を対象に、仕事がある日の睡眠時間や理想の睡眠時間、日中の支障、睡眠を整えるための工夫についてアンケートを実施しました。

アンケート概要

仕事の日の睡眠時間」に関するアンケート概要

調査内容:「仕事の日の睡眠時間」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年02月26日~2026年03月12日
調査人数:219名(男性92名 女性127名)
年代:10代(6名)・20代(52名)・30代(91名)・40代(44名)・50代(23名)・60代以上(3名)

■ 質問事項
  1. 年齢を選択してください。
  2. 性別を選択してください。
  3. 仕事がある日の平均的な睡眠時間はどれくらいですか?
  4. 仕事がある日の理想とする睡眠時間はどれくらいですか?
  5. 理想の睡眠を確保しづらい理由として、近いものはありますか?
  6. 日中、睡眠の影響と思われる状態(眠気・ぼーっとする等)で、仕事に支障が出ることはありますか?
  7. 睡眠不足での仕事に関するエピソードがあれば教えてください。
  8. 睡眠を整えるために行っている工夫はありますか?

9割以上が仕事がある日は7時間未満の睡眠

9割以上が仕事がある日は7時間未満の睡眠
■ 仕事がある日の平均的な睡眠時間はどれくらいですか?
  1. 5〜6時間未満 78票(35.6%)
  2. 6〜7時間未満 53票(24.2%)
  3. 4〜5時間未満 48票(21.9%)
  4. 4時間未満 22票(10.0%)
  5. 7〜8時間未満 12票(5.5%)
  6. 8〜9時間未満 6票(2.7%)
※小数点第2位以下は四捨五入

仕事がある日の平均的な睡眠時間については、7時間未満と回答した方が91.7%(201票)を占めました。

なかでも「5〜6時間未満」が35.6%(78票)で最も多く、次いで「6〜7時間未満」が24.2%(53票)、「4〜5時間未満」が21.9%(48票)でした。

仕事がある日の理想の睡眠時間は「7〜8時間未満」が最多

仕事がある日の理想の睡眠時間は「7〜8時間未満」が最多
■ 仕事がある日の理想とする睡眠時間はどれくらいですか?
  1. 7〜8時間未満 108票(49.3%)
  2. 6〜7時間未満 52票(23.7%)
  3. 8〜9時間未満 25票(11.4%)
  4. 5〜6時間未満 19票(8.7%)
  5. 9時間以上 11票(5.0%)
  6. 4〜5時間未満 3票(1.4%)
  7. 4時間未満 1票(0.5%)
※小数点第2位以下は四捨五入

仕事がある日の理想の睡眠時間は、「7〜8時間未満」が49.3%(108票)で最も多く、「6〜7時間未満」が23.7%(52票)、「8〜9時間未満」が11.4%(25票)と続きました。

実際の睡眠時間では7時間未満が91.7%(201票)を占めていた一方、理想では7時間以上を求める人が65.7%(144票)となっており、実際には十分な睡眠を確保できていない方が多いことがうかがえます。

理想どおりに眠れない理由は「考え事が止まらない」「疲れすぎて寝る準備が遅れる」

理想どおりに眠れない理由は「考え事が止まらない」「疲れすぎて寝る準備が遅れる」
■ 理想の睡眠を確保しづらい理由として、近いものはありますか?
  1. 頭が冴えて、考え事が止まらない 75票(34.2%)
  2. 疲れすぎて家に帰ると何もできず、寝る準備が遅れる 54票(24.7%)
  3. 過集中で、切り替えが難しく、寝る行動に移れない 51票(23.3%)
  4. 刺激が気になる(音・光・温度など) 26票(11.9%)
  5. 特に思い当たらない 7票(3.2%)
  6. その他 6票(2.7%)
※小数点第2位以下は四捨五入

理想どおりに眠れない理由として最も多かったのは、「頭が冴えて、考え事が止まらない」の34.2%(75票)でした。

次いで、「疲れすぎて家に帰ると何もできず、寝る準備が遅れる」が24.7%(54票)、「過集中で、切り替えが難しく、寝る行動に移れない」が23.3%(51票)と続いています。

眠りたい気持ちはあっても、頭や体がうまく休む方向に切り替わらず、理想の睡眠時間を確保しづらい方が多いことが分かりました。

日中の眠気などで仕事に支障が出る方は95.4%

日中の眠気などで仕事に支障が出る方は95.4%
■ 日中、睡眠の影響と思われる状態(眠気・ぼーっとする等)で、仕事に支障が出ることはありますか?
  1. ときどきある 126票(57.5%)
  2. ある 83票(37.9%)
  3. ほとんどない 9票(4.1%)
  4. ない 1票(0.5%)
※小数点第2位以下は四捨五入

日中、睡眠の影響と思われる状態(眠気・ぼーっとする等)で仕事に支障が出るかを聞いたところ、「ある」が37.9%(83票)、「ときどきある」が57.5%(126票)でした。

あわせて95.4%(209票)が、睡眠の影響と思われる不調によって仕事に支障が出ることがあると答えており、日中の眠気や集中しづらさが多くの人の働きづらさにつながっていることが分かります。

睡眠不足で仕事に支障が出たエピソード

睡眠時間が5時間未満の日が続いたとき、会議中に集中力が続かず、話の内容が頭に入りにくいことがありました。単純な確認ミスをしてしまい、後から修正することになった経験もあります。大きな失敗ではありませんでしたが、パフォーマンスが落ちていると実感しました。
寝よう寝ようと考えるほど寝れなくなってしまい、3時間睡眠で仕事に行った際、レジ打ち業務で内線やお客様の会話が一切頭に入って来ず、レジ袋がいるかを2回聞いてしまったり、駐車券を聞こうとしてレジ袋を聞いてしまったりしました。
美容師をしているのですがシャンプーが1回目なのか2回目なのかたまに分からなくなることがあります。
商談の時、先方が話している内容と眠くて夢の中で起きていることが交差して先方に訳のわからないことを話してしまったこと。
会議中に集中力が切れて発言の内容を聞き逃してしまい、重要な決定事項を見落としたことがあります。特に午後の会議では眠気が襲ってきて、メモを取る手も止まってしまうことが度々あります。翌日の資料作成で徹夜気味になると、次の日の判断力が明らかに低下し、単純なミスが増えてしまいます。過集中で夜遅くまで作業してしまう傾向があるため、睡眠時間が削られ、翌日のパフォーマンスに悪影響が出るという悪循環に陥りやすいです。
金融機関勤務のため、確認事項が何度もあり、仕事も細々としています。
寝不足もあってかぼーっとしてしまい、契約内容をお客様に確認せず、そのまま契約書類を作成、約定時になって内容が違っていること、変更したいことを言われました。
仕事が立て込むと帰宅後も頭の中で業務の段取りを反芻してしまい、布団に入ってもなかなか寝つけません。その結果、睡眠時間が5時間前後になることが多く、翌日は集中力が続かず、簡単なメールの返信に普段より時間がかかってしまいます。会議中に内容が頭に入りづらく、後から議事録を見直して理解することもあり、睡眠の影響を強く感じています。

寄せられたエピソードでは、睡眠不足の影響が、眠気そのものよりも「聞き漏らし」「確認不足」「言い間違い」「手順の混乱」といった形で現れていました。

特に、会議・接客・商談など、その場で理解して反応する業務で支障が出やすく、普段ならできる確認や判断にズレが生じている点が共通しています。

睡眠不足は一時的なだるさにとどまらず、仕事の正確さやパフォーマンス全体を下げる要因になっていることが分かりました。

睡眠を整えるために実践している工夫を聞いてみた

寝る1時間前からスマートフォンを見ないようにし、部屋の照明を少し暗くしています。また、就寝時間をできるだけ一定にするよう意識し、カフェインは夕方以降控えるようにしています。軽いストレッチも取り入れています。
睡眠を整えるために、いくつか自分なりのルールを決めています。まず、カフェインの影響を避けるために、コーヒーは14時までと決め、それ以降は飲まないようにしています。また、夜はそのまま帰宅せず、ジムに寄ってランニングマシンで5?10km走るようにしています。体をしっかり疲れさせてから帰ることで、自然と眠気がくるように意識しています。さらに、週末の夜はサウナに通っており、水風呂、外気浴を組み合わせた交代浴も取り入れています。体温の上げ下げを行うことでリラックスしやすくなり、寝つきがよくなったと感じています。
YouTubeで睡眠導入の音楽を聞いたりしてリラックスできる空間を作るようにしてる。
早く寝ることを心がけている。お風呂に長時間使ったり、体をリラックスさせるために、お香を炊いたりしている。
ブルーライトカットメガネを着用し、寝る1時間前からスマホを見ないようにしています。また、就寝時間を決めてアラームをセットし、一定のリズムを保つよう心がけています。リラックスできる環境を作るため、寝室の温度と湿度を調整し、ホワイトノイズを流して外部の音を遮断しています。効果的な睡眠のために、日中の運動を取り入れることもありますが、過集中を防ぐためにタイマーを使って作業時間を区切ることも意識しています。
入浴剤をリラックス系の代わりにするのと パジャマをタオル生地にして寝心地をよくした
ビオフェルミン製薬を毎日必ず服用しており、腸内環境だけでなく自律神経を整えるように意識している。又、なるべくその日のうちに解決するように問題事が起こった際はとことん話し合うようにしている。
寝る2時間前には部屋の照明を落として視覚的な刺激を減らすようにしています。また、考え事が止まらない時は、頭の中にある不安やタスクをすべて紙に書き出すブレインダンプを行い、脳を強制的にオフにする工夫をしています。

寄せられたコメントでは、睡眠を整える工夫として、スマホや光などの刺激を減らすこと、入浴や音楽でリラックスしやすい状態をつくること、就寝時間やカフェイン摂取のタイミングを一定にすることが多く挙がりました。

また、考え事が止まらないときに紙へ書き出すなど、頭の興奮を落ち着かせる工夫も見られます。

全体として、気合で早く寝ようとするよりも、眠りやすい状態をあらかじめ整える工夫が共通していました。

コメントから見えた、睡眠を整えるための主な工夫

スマホ・PC・ブルーライトを控える

寝る前はスマホやパソコンを見ない、スマホを寝室に持ち込まない、ブルーライトを避ける

就寝時間・起床時間など生活リズムを整える

早めに布団に入る、寝る時間や起きる時間をなるべく一定にする、夜更かしを避ける

カフェインや飲み物を調整する

夕方以降はコーヒーを控える、白湯やハーブティー、ホットミルクなどを取り入れる

入浴や温める習慣を取り入れる

湯船に浸かる、半身浴をする、寝る前に体を温めるなど、眠りやすい状態を作る

運動や散歩で体を適度に疲れさせる

ジム、筋トレ、散歩、朝の運動などを取り入れ、夜に自然と眠気が来やすいようにする

音楽やアロマなどでリラックスする

睡眠導入音楽、ヒーリングミュージック、アロマ、お香、ホットアイマスクなどを使う

寝室環境や寝具を整える

照明を暗くする、室温・湿度を調整する、耳栓・アイマスクを使う、寝具やパジャマを見直す

考え事を減らし、頭を整理する

紙に不安やタスクを書き出す、AIに話す、仕事のことを考えすぎないようにする

ストレッチ・呼吸法・瞑想を取り入れる

軽いストレッチ、深呼吸、瞑想、マインドフルネスなどで心身を落ち着ける

医療機関や睡眠薬を活用する

通院する、睡眠薬や睡眠導入剤を処方してもらうなど、医療の力を借りる

サプリ・食品・漢方などを取り入れる

ヤクルト、はちみつ、CBDオイル、漢方、ビタミン類などを活用

日光や朝の行動で体内時計を整える

朝散歩をする、日光を浴びる、朝に活動して昼夜リズムを整える

仮眠や昼寝で調整する

昼休みや移動中に短時間の仮眠を取る、逆に昼寝を避けるなどの調整

過集中を防ぐために時間管理をする

アラームやタイマーを使う、スマホの使用制限アプリを入れる、寝る準備の時間を決める

音や光などの刺激を減らす

小さな音や明るさが気にならないよう、耳栓・遮光カーテン・間接照明などを使う

理想の睡眠時間と現実にはギャップがあった

理想の睡眠時間と実際に取れている睡眠時間にはギャップがあり、十分に眠れていないまま仕事に向き合っている人が多いことが分かりました。

実際の睡眠時間は7時間未満が91.7%(201票)を占め、理想では7時間以上を望む人が65.7%(144票)にのぼっています。

さらに、日中に睡眠の影響と思われる不調で仕事に支障が出ると答えた人も95.4%(209票)おり、睡眠の問題が日常的な働きづらさにつながっている様子がうかがえます。

だからこそ、自分に合う工夫を一つずつ試しながら、生活リズムや寝る前の過ごし方を見直すことが大切です。

それでも改善しない場合は、医療機関や支援先に相談し、ひとりで抱え込まないことも必要だといえるでしょう。

発達障害の方に実施したアンケート

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