【約6割が休めない】天気痛(気圧病)のつらさ、職場でどうしてる?
天気痛(気圧病)のせいで、仕事がつらい日が続くと、悩みは「体調」だけでなく「働き方」そのものに広がりやすくなります。
今回は天気痛(気圧の影響)による体調不良と仕事の両立について439名にアンケートを実施しました。
アンケート概要

調査内容:「天気痛(気圧病)の対策」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年02月03日~2026年02月16日
調査人数:439名(男性142名 女性297名)
年代:10代(2名)・20代(69名)・30代(184名)・40代(107名)・50代(61名)・60代以上(16名)
- 年齢を選択してください。
- 性別を選択してください。
- 天気痛(気圧の影響)で、仕事を休んだことはありますか?
- 休めない(休みにくい)理由に1番近いものを選んでください。
- 天気痛と仕事の両立で困ったこと・印象に残っている出来事があれば教えてください。
- 気痛による体調不良を、職場に共有していますか?
- 伝えない理由として近いものを選んでください。
6割以上が天気痛でも仕事を休めない

- はい 164票(37.4%)
- いいえ 275票(62.6%)
天気痛(気圧病)で仕事を休んだことが「ない」方が62.6%(275票)と、全体の約6割を占めました。
つまり、天気痛(気圧病)でつらい日があっても、休めない・休まないまま出勤していることが明らかになりました。
休めない理由1位は「気圧が理由だと理解されなさそう」

- 「気圧」が理由だと理解されなさそう 193票(44.0%)
- 人手不足で抜けられない 105票(23.9%)
- 欠勤することが怖い(給与・契約・有給など) 39票(8.9%)
- 相談しにくい 39票(8.9%)
- 休むことができる 33票(7.5%)
- 休むと評価が下がりそう 23票(5.2%)
- その他 7票(1.6%)
「休めない(休みにくい)理由」を聞いたところ、もっとも多かったのは 「『気圧』が理由だと理解されなさそう」44.0%(193票) でした。
この結果から、体調そのもの以上に、周囲にどう受け止められるかが休む判断のハードルになっている可能性があるようです。
つまり、多くの人がつらくても、「気のせい」「甘え」だと思われそう、説明しても伝わらなさそう、と感じて、休む判断ができずに我慢しているのではないでしょうか。
天気痛を抱えながら働く方の声

実際に天気痛(気圧病)を抱えながら働く方々のリアルな声を紹介します。
休めない・抜けられない
天気痛(気圧病)そのもののつらさに加えて、「休めない・抜けられない状況」が症状をさらにしんどくしている様子が目立ちました。
薬を飲みながら働いたり、無理して出社して悪化したりと、「がんばって乗り切る」しか選べない状況になっていることが分かりました。
理解されない・言い出せない
天気痛(気圧病)の深刻さが伝わりにくく、「中途半端な体調不良」として軽く扱われやすいことがうかがえます。
本人は本気で困っているのに、周囲との温度差が大きく、相談すること自体がリスクになっているようでした。こうした環境では、症状を抱えたまま働き続けやすく、つらさが長引く可能性もあります。
仕事の質が落ちる
「集中力が落ち、チェック漏れやケアレスミスが増える」「締切ギリギリになる」など、天気痛(気圧病)が仕事の質や納期に直接影響していることが分かりました。
また、つらさを理解されにくいことで「風邪」と言って休むなど、本当の理由を言えずに抱え込んでしまうということも。
結果として回復が遅れ、不調が長引きやすくなる点も印象的でした。
予測できない・予定が立てにくい
「症状がどの程度出るか当日まで分かりにくい」「スケジュール管理が不安定になりやすい」といった声から、天気痛(気圧病)の「予測しづらさ」が仕事の負担を大きくしていることがうかがえます。
体調面だけでなく、仕事の段取りや調整が難しくなる点も、天気痛の大きな困りごとと言えそうです。
通勤・移動がしんどい
天気痛(気圧病)の影響は「仕事中」だけでなく、通勤・帰宅まで含めて生活全体に及んでいることが分かりました。
とくに「地方では車通勤が必須で、頭痛があっても運転せざるを得ない一方、鎮痛剤を飲みにくい」という声が印象的でした。対策をしたくても行動に移しづらいというジレンマがうかがえます。
「しんどさを隠す」つらさ
コメントからは、天気痛(気圧病)そのもののつらさに加えて、「表情や態度をコントロールしなければならない負担」があることが明らかになりました。
「お客さんに悟られないように振る舞う必要がある」「不機嫌・怒っていると誤解されやすい」「気疲れが増える」といった声から、天気痛で不調を抱えながらも、周囲に勘違いされないように振る舞う難しさが見えてきます。
理解がある・助かった経験
天気痛(気圧病)そのものが軽くなるというより、周囲の理解があるだけで心理的な負担が大きく減ることが分かりました。
「罪悪感が軽くなった」というコメントが多く、天気痛(気圧病)に悩む人にとっては、症状への対処だけでなく、「理解してもらえる空気」や「言い出しやすさ」が支えに繋がっているようでした。
天気痛について職場に伝えていない方は約8割

- はい 90票(20.5%)
- いいえ 349票(79.5%)
気圧の影響による体調不良を職場に共有しているか聞いたところ、「共有していない」が79.5%(349票)と、約8割を占めました。
また「休めない理由」の上位に「気圧が理由だと理解されなさそう」が挙がっていたことからも、体調そのものより、伝えたときの反応や立場への不安がブレーキになっていると考えられます。
「理解されない・軽く見られそう」が理由で職場に伝えられない

- 理解されない・軽く見られそうだと思う 237票(54.0%)
- 伝えるほどではないと思っている 77票(17.5%)
- すでに共有している 74票(16.9%)
- 相談できる相手やタイミングがない 24票(5.5%)
- 不利になりそう(評価・シフト・契約など) 23票(5.2%)
- その他 4票(0.9%)
天気痛(気圧病)による体調不良を職場に共有しない理由として最も多かったのは、「理解されない・軽く見られそうだと思う」54.0%(237票)でした。
「気圧」は目に見えにくく、症状にも個人差があるため、「大げさだと思われそう」「気の持ちようと言われそう」「説明しても伝わらなさそう」と感じて、言い出せないまま我慢してしまう方が多いのかもしれません。
また、「伝えるほどではないと思っている」17.5%(77票)という回答も一定数ありました。
天気痛(気圧病)があっても仕事を止められない状況が続くなかで、「慣れてしまった」「毎回説明するほどではない」と捉え、つらさを抱えたままやり過ごすことが日常化している可能性も考えられます。
天気痛対策しても改善しない時は、働き方を見直し、早めに相談を

天気痛(気圧病)の対策を試してもつらさが続くと、「気圧のせいだから仕方ない」で片づけられず、働き方そのものに無理が出ていることがあります。
この段階で必要なのは「気合」ではなく、体調の波を前提に、仕事の組み立て方を変えること。
一人で抱え込むほど、悪循環が固定化しやすいので、早めに「相談先」を持つのが良いでしょう。
そんな時は就労移行支援も1つの選択です。