就労移行支援の見学は何をする?申し込み方法・当日の流れ・体験利用まで解説
- 就労移行支援の見学では何をするの?
- 就労移行支援を見学するメリット
- そもそも「就労移行支援」ってどんな制度?
- 就労移行支援の見学・体験利用までの全体の流れ
- 就労移行支援の見学はどうやって申し込む?
- 1. 電話で申し込む場合
- 2. メールで申し込む場合
- 3. Webや公式LINEの予約フォームで申し込む場合
- 就労移行支援の見学当日の流れ
- 当日のスケジュール
- ① 入室
- ②ヒアリングシートの記入
- ③ 事業所説明
- ④ 施設内見学
- ⑤ 質疑応答・面談
- 見学当日の服装と持ち物
- 同行者について
- 見学時に注目したい5つのポイント
- 就労移行支援の見学で聞いておきたい質問リスト
- 1. 利用者の特徴
- 2. サポート体制・就職実績
- 3. プログラム・訓練内容
- 4. サポート・支援体制
- 5. その他
- 就労移行支援見学後にやること
- 体験利用とは?
- 体験期間の目安と申込みの流れ
- 体験中に確認したいポイント
- 体験後の流れ
- 就労移行支援manabyを見学した方の体験談
- 就労移行支援の見学に関するよくある質問
- 無理に勧誘されないか不安ですが、大丈夫ですか?
- 見学だけで利用を断っても問題ないですか?
- 家族や支援者と一緒に見学できますか?
- 体調が悪くなった時はキャンセルしても大丈夫ですか?途中退出はできますか?
- 見学で「自分に合う就労移行支援」を見つけよう
「就労移行支援に興味はあるけれど、見学って何をするの?」「どうやって申し込むか不安…」と感じていませんか?
この記事では、就労移行支援の見学・体験利用の申込方法、全体の流れから、当日のスケジュールや服装、持ち物までをわかりやすく解説します。
この記事のまとめ
- ● 見学の内容と流れ就労移行支援の見学では、事業所の雰囲気やプログラム内容、支援体制を実際に確認でき、申し込みから体験利用までの流れも把握できる
- ● 自分に合う事業所を選ぶためのポイント見学・体験を通して、通いやすさや支援員との相性、訓練内容が自分の特性や目標に合っているかを比較・判断することが大切
就労移行支援の見学では何をするの?

この章のポイント
- ● 見学では、事業所の特徴や一日の流れ、プログラム内容の説明を聞きながら、施設や訓練の様子を確認
- ● 就労移行支援は利用期間が原則2年と限られているため、事前に自分に合う事業所か見極めることが大切
就労移行支援の見学では、スタッフから事業所の特徴や一日の流れ、プログラム内容の説明を受けながら、施設内や設備、実際のプログラムの様子を見学します。希望に応じて個別面談も行われ、現在の困りごとや就職したい時期について相談することも可能です。
見学にかかる時間はおおよそ1時間です。この間に、スタッフや利用者の雰囲気、プログラム内容、通いやすさなどをチェックして、自分に合うかどうかを確認します。
就労移行支援を見学するメリット
就労移行支援は、利用できる期間が原則2年間と決まっています。だからこそ、自分に合った事業所を見つけることが大切です。
見学を通して、事業所の雰囲気やスタッフ、他の利用者の様子を直接感じ、パンフレットやウェブサイトだけではわからない実際の環境を知ることができます。また、その場で悩み相談や実際の支援員からのリアルなアドバイスを受けられる点も魅力です。
そもそも「就労移行支援」ってどんな制度?

この章のポイント
- ● 障害や難病のある方が一般就労を目指すための福祉サービス
- ● スキル習得や就職活動のサポートが受けられる
就労移行支援とは障害者総合支援法に基づいた国の障害福祉サービスです。一般就労を目指す18歳以上65歳未満の障害や難病の方を対象にスキルアップや就職活動のサポートを行います。
就労移行支援の見学・体験利用までの全体の流れ

就労移行支援を利用するにあたって、見学や体験利用は重要なステップです。大まかな流れは以下の3つのステップに分かれます。
- 見学の申込み
- 見学当日
- 体験利用
就労移行支援の見学はどうやって申し込む?

この章のポイント
- ● 見学・体験利用は「見学の申し込み → 見学当日 → 体験利用」の3ステップで進む
- ● 申し込み方法は電話・メール・Web(公式LINE)など
見学の申し込み方法は、主に電話・メール・Webサイトや公式LINEの予約フォームの3つです。事業所によって対応している方法が異なるため、まずはホームページなどで確認してみましょう。
1. 電話で申し込む場合
電話のメリットは、その場で日時を決められることです。担当者と直接話せるので、疑問点もすぐに確認できます。
お忙しいところ恐れ入ります。○○(名前)と申します。
現在就労移行支援の利用を検討しておりまして、見学をしてみたいのですが、可能な見学日を教えていただけますでしょうか?
担当者につながったら、希望する日時を伝え、都合のよい見学日について相談しましょう。
2. メールで申し込む場合
自分のペースで文章を考えてから送れるのがメールのメリットです。電話が苦手な方でも安心して申し込めます。
件名:見学予約のご相談|○○(名前)
突然のご連絡失礼いたします。○○(名前)と申します。
現在、就労移行支援の利用を検討しており、ぜひ貴事業所の見学をしたいと考えております。
もしよろしければ、見学可能な日をご教示いただけますでしょうか。
また、持ち物や注意点などありましたら併せてご教示いただけますと幸いです。
ご多用のところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
————————————————–
○○(名前)
連絡先:○○○-○○○○-○○○○
メールには、氏名と連絡先を忘れずに記載しましょう。
3. Webや公式LINEの予約フォームで申し込む場合
Webフォームや公式LINEでは、氏名や希望日時など必要な情報を入力するだけで申し込みが完了します。
簡単で手間がかからないのがメリットです。自由に入力できる欄がある場合は、あらかじめ聞きたいことや不安な点を書いておくとスムーズです。
どの方法で申し込む場合も、気になることや体験利用の希望を一緒に伝えておくと安心です。事業所によっては、見学の際にそのまま体験利用の申し込みができる場合もあります。
就労移行支援の見学当日の流れ

この章のポイント
- ● 見学では、ヒアリングや事業所説明、施設見学、質疑応答を行う
- ● 服装は私服で問題なく、家族や支援者の同伴も可能
就労移行支援の見学当日は、全体で1時間〜1時間半ほどのスケジュールで行われます。
ここでは、当日の流れや服装のポイントをわかりやすく紹介します。
当日のスケジュール
見学は主に次の4つのステップで進行します。
① 入室
予約時間の5〜10分前には到着しておきましょう。
入口で「○時に見学を予約した○○です」と伝えるとスムーズです。
②ヒアリングシートの記入
ヒアリングシートでは、現在の状況や利用の希望などを記録します。利用者自身が書くのではなく支援員が話を聞きながら記入してくれることが多いため、心配ありません。このシートは、後の面談や支援をスムーズに進めるための準備として行われます。
③ 事業所説明
スタッフが、事業所の概要や1日のスケジュール、訓練プログラム、サポート内容などを説明してくれます。
気になることがあれば、メモを取りながら聞いてみましょう。
④ 施設内見学
実際に訓練スペースや、利用者の活動の様子などを見学します。
事業所の雰囲気を肌で感じられる大事な時間です。
⑤ 質疑応答・面談
最後に、質問タイムや簡単な面談があります。
気になることがあれば、このタイミングでスタッフに相談してみましょう。
「利用してみたい」と感じた場合は、体験利用の日程をその場で相談することも可能です。
見学当日の服装と持ち物
見学当日の服装は私服で大丈夫です。スーツを着る必要はありません。
また、以下のものを持っていくと、安心して見学できます。
- 筆記用具とメモ帳
説明された内容をメモするのに役立ちます。 - A4サイズのバッグやクリアファイル
パンフレットや資料をもらうことが多いため、あると便利です。
障害者手帳や診断書は、見学の時点ではほとんどの場合必要ありませんが、心配であれば事前に確認しておくと安心です。
同行者について
見学には、家族や支援機関のスタッフの同伴も可能です。
話すことに不安がある場合や、意見を整理したいときは信頼できる人と一緒に行くのがおすすめです。同行者がいる場合は、予約時に人数を伝えておくとスムーズです。
見学時に注目したい5つのポイント

この章のポイント
- ● 就労移行支援は事業所ごとに支援内容や雰囲気が異なる
- ● 自分の特性や希望、通いやすさ、就職実績、支援員との相性をチェックして選ぶのがおすすめ
就労移行支援の見学では、事業所の雰囲気やプログラムを実際に見て、自分に合うかを確認することが大切です。特に以下の5つのポイントに注目すると、事業所選びがよりスムーズになります。
- 自分の特性や困りごとに合った支援があるか
- カリキュラムやプログラム内容は自分に合っているか
- 家から通いやすい立地か
- 就職実績や就職後の支援はあるか
- 事業所の雰囲気と支援員との相性はどうか
就労移行支援の見学で聞いておきたい質問リスト

この章のポイント
- ● 利用者の特徴や就職実績、プログラム内容、支援体制などを中心に質問しておくと安心
- ● 通所頻度や休んだときの対応、交通費や昼食の補助など通いやすさに関わる点も確認しておくといい
就労移行支援の見学は、疑問や不安を解消する絶好の機会です。事前に質問を用意しておくと、スムーズに見学を進められます。ここでは、質問を5つの項目に分けてまとめました。
1. 利用者の特徴
どんな方が通っているのかを知ることは、自分に合う事業所を見つける上で大切なポイントです。
- どのような障害や症状の方が多く利用していますか?
2. サポート体制・就職実績
就職までの期間や、どのような企業に就職できるかなど、具体的な実績を聞いてみましょう。
- 就職までに平均どのくらい通所していますか?
- 就職実績(就職者数・定着率)はどのくらいですか?
- どのような企業や職種への就職が多いですか?
3. プログラム・訓練内容
実際にどんな訓練を受けられるのか、自分のペースで取り組めるのかを確認しておくと安心です。
- どんなプログラム(例:パソコン訓練、コミュニケーション訓練など)が受けられますか?
- プログラムは固定制ですか?個別の希望やペースに合わせてもらえますか?
- 苦手な作業や参加が難しいプログラムへの配慮はありますか?
- 見学時・体験時に実際のプログラムに参加できますか?
4. サポート・支援体制
就職活動や日々の生活で、どんなサポートを受けられるのかを聞いてみましょう。
- 就職先探し・面接練習・履歴書作成などのサポートは具体的にどこまでしてもらえますか?
- 利用者ひとり一人に担当スタッフはつきますか?
- 生活面の困りごとにも相談できますか?
5. その他
通所の条件や補助についても確認しておくと安心です。
- 通所時の交通費や昼食の補助はありますか?
- 毎日通う必要がありますか?週○日だけでも利用可能ですか?
- 体調が悪い日や急用で休む場合の対応はどうなりますか?
就労移行支援見学後にやること

この章のポイント
- ● 見学後は、事業所の雰囲気や職員・利用者の印象、プログラム内容、通いやすさを振り返り、整理しておく
- ● 複数の事業所を比較する材料になるため、気になる所があれば体験利用を検討するとよい
- ● 不安や疑問が残る場合は、遠慮せずスタッフに相談する
就労移行支援の見学が終わったら、まずはその日のうちに感じたことを振り返ってみましょう。
見学直後に、感じた印象をメモしておくと後で役立ちます。
整理のポイント例
- 事業所の雰囲気
- 職員や利用者の印象
- プログラム内容
- アクセスの便利さ
これらをまとめておくと、複数の事業所を比較するときの参考になります。見学して気になる事業所があれば、次のステップとして体験利用を申し込んでみましょう。ただし、すぐに体験する事業所を決める必要はありません。不安な点や気になることがあれば、遠慮せずスタッフに相談してみると安心です。
体験利用とは?

この章のポイント
- ● 体験利用では、実際のプログラムに参加しながら、事業所の雰囲気や支援内容が自分に合っているかを確認できる
- ● 体験中は、雰囲気・プログラム内容・支援体制・通いやすさを中心に確認し、合わないと感じた場合は無理に進まず比較検討することが大切
体験利用では、実際のプログラムに参加しながら、事業所の雰囲気やサポート内容を確認できます。
どのような訓練が行われているのか、どんな支援が受けられるのかを体験することで、自分に合った環境かどうかを確かめられます。気になることがあれば、支援員に相談することも可能です。
体験期間の目安と申込みの流れ
体験期間は事業所によって異なりますが、1日から数日間が一般的です。
申込みの流れ
-
申し込み
公式ウェブサイトや電話、または見学時に体験利用を希望する旨を伝えます。日程調整や持ち物も確認しましょう。 -
当日
予約した日時に事業所へ行き、オリエンテーションを受けた後、実際の訓練を体験します。 -
終了後
体験の感想をスタッフと共有し、次の体験や今後の利用について相談します。
体験中に確認したいポイント
体験中は、次のことを意識してチェックしてみましょう。
- 雰囲気: スタッフ・利用者の対応やコミュニケーションのしやすさ
- プログラム内容: 自分の目標や得意・不得意に合っているか
- 支援体制: 担当者制度の有無・相談しやすさ・フォロー体制
- 通所条件: 通勤経路・交通手段・通所頻度・体調面への配慮
体験中に気付いたことは、メモに残しておくと他の事業所と比較する際に役立ちます。
体験後の流れ
体験のあとは、次のような流れで進めることが多いです。
複数の事業所を比較する
一つの事業所だけで決めず、2〜3か所の見学・体験をしてみましょう。「無理なく通えるか」「どんな支援が受けられるか」を基準に比較すると選びやすくなります。
家族や支援者に相談する
体験の感想を家族や主治医に話すことで、自分では気づかなかった視点や客観的な意見をもらえます。
利用希望を伝える
「この事業所に通いたい」と決めたら、お住まいの自治体で「障害福祉サービス受給者証」の申請を行います。受給者証が発行されたら事業所と利用契約を結び、正式に利用開始できます。
合わないと感じた場合
無理に契約を進める必要はありません。サービス内容や雰囲気は事業所ごとに異なるため、納得できるまで他の事業所を探しましょう。体験利用は、自分に合う事業所を見つけるための安全なステップです。焦らず、じっくり選ぶことが大切です。
就労移行支援manabyを見学した方の体験談

実際に就労移行支援manabyを見学した方の声を紹介します。
20代女性・自閉スペクトラム症・社交不安障害の体験談
在宅勤務に興味があり、在宅での訓練が可能な事業所を探していました。これまでいくつかの事業所を見学・体験しましたが、週3回の通所が必須だったり、対応がマニュアル的だったりで、なかなか自分に合う場所が見つからず悩んでいました。
そんな中、3つ目に見学したマナビーでは、自分のペースで訓練を進められる点と話しやすいスタッフの方が私の状況に合わせて柔軟に対応してくれる点が大きな決め手になりました。
就労移行支援manabyでは、一人ひとりに合わせた支援と利用者との対話を大切にしています。相談や見学・体験は無料で受け付けていますので、気軽にお問い合わせください。
就労移行支援の見学に関するよくある質問

就労移行支援の見学に関するよくある質問について回答します。
無理に勧誘されないか不安ですが、大丈夫ですか?
多くの事業所では、本人の意思を尊重して無理な勧誘は行いません。不安な場合は、家族や支援者に同行してもらうと安心です。
見学だけで利用を断っても問題ないですか?
もちろん大丈夫です。見学したからといって申し込む必要はありません。違和感を感じた場合は無理に申し込まず、じっくり考えて自分に合う場所を選びましょう。
家族や支援者と一緒に見学できますか?
はい、一人で不安な場合は家族や支援機関のスタッフと一緒に見学に行くことができます。同行希望の場合は見学予約時に伝えましょう。
体調が悪くなった時はキャンセルしても大丈夫ですか?途中退出はできますか?
キャンセルや見学途中の退出も問題ありません。無理せず自分の体調と相談しながら見学してくださいね。
見学で「自分に合う就労移行支援」を見つけよう

就労移行支援の見学は、自分に合った支援を見つけるための第一歩です。見学を通して事業所の雰囲気やプログラム内容を確認することで、自分に合うかどうかの判断材料を得られます。事前に質問リストを作り、注目したいポイントを押さえておくと、より充実した見学が可能です。
また、複数の事業所を見学・体験して比較することも大切です。そうすることで、自分の希望や目標に合った場所を選びやすくなります。気になる事業所があれば、まずは見学の申し込みをして、実際に足を運んでみましょう。

